婦人科(卵巣嚢胞)通院記録

今日2023年2/14、ドイツのかかりつけの婦人科に経過観察に行きました。(卵巣嚢胞のため)

10:30の予約で、10:00に出発。今日は寒く、鼻から吐いた息でさえ、停車直後の蒸気機関車の煙のように、もくもくとゆるく上りました。帰りの11:00頃に、少しあったかくなったな、と思い、気温を見ると、3℃だったので、出発した時は1℃くらいだったのでしょう。

 

【経過観察結果】

大きさは、右ののう胞が3,5×5センチと変わりませんでした。左は無くなっていたそうです。(聞き間違いで、左右逆かも)

 

なので、MRI検査をするために、大きい病院(Krankenhaus)を紹介していただきました。前回の診察時、「次の診察の時に、大きさが変わらなければ、MRI検査をした方がいいと思う。」というお話があったためです。

 

これから、自分で電話で予約します。ただし、かかりつけの病院から、連絡を送った後でないと、Krankenhausの方でも、「そのような話は聞いていない」と言われてしまう可能性があるため、午後にする予定です。

 

しかし、明日、ベルリンに行かないと行けないので、その支度とオーボエの練習に手間取りそうで、もしかしたら、帰宅後の17日になりそう…。

予定詰まってて大変ですな、頑張って(他人事😂)

ドイツにいながらパリの学校へ通学

今私は、ドイツに住みながら、パリの学校(エコールノルマル音楽院)へ通っています。

経緯を簡単にすると、

①ドイツの学校の先生が定年退職され、新しい先生に変わった。

②前の先生がパリの学校で教えていらっしゃるので、転校した

 

です。VISAは最初にドイツに来た時の申請で2年間にしていたので、ドイツのVISAが有効な為、住めています。

もし、VISAの期限が切れていたら、フランスに引っ越さなければいなけなかったので、コストや労力を抑える事ができた状況をありがたく思っています。

 

【レッスン頻度】

パリの学校では、先生もドイツからいらっしゃって、レッスンをされているので、一ヶ月に2-3日まとめてレッスンをしてくださっています。マスタークラスのよう、と言えば分かりやすいかと思います。

 

*普通は、週一です。

 

室内楽

本科の個人レッスン以外にも、室内楽のレッスンもあります。ですが、私の場合、室内楽の合わせやレッスンのためにもパリに行かないといけない事になってしまうので、受講していません。

室内楽のレッスンも、学費に含まれているので、本当は受けたかったですが、私の場合、厳しいので、取っていません。

 

ソルフェージュ

これは、日本の音大で勉強したから、という理由で免除されています。よく分かっていないのですが、ソルフェージュは学費とは別料金のようです。

 

次回は、エコールノルマルの受験の流れを書きたいと思います!

ドイツの病院について③(予約方法、診察を断られた場合)

以前ご紹介した、どの種類の病院でも予約必須です。(急患Notarztは除く)

【予約方法】

①電話

②メール

③直接病院の受付で

 

の3通りです。①と③がおすすめです。メールはあまり返ってこないので、おすすめしません。

私は電話が苦手なうえ、外国語での聞き取りで予約日を聞き間違えるのではないか…という不安を毎回感じながらも、電話で予約を取っています😅

 

次回診察の予約がもう取れる場合は、③直接。でも、かなり先で、まだ予約を受け付けていない場合は①の電話です。

それから、予約変更も①電話でしています。

 

 

【初診の診察を断られたら】

残念ながら、自力で他のPraxisを探します。

私は2022年5月頃、突然、かゆみを伴った発疹と、腫れが全身に出て、急患(Notarzt)として予約なしで、皮膚科のPraxisを探して行きました。

 

ですが、その皮膚科は、人気の病院で、既に患者さん沢山抱えているので、これ新規の患者は受け入れられない、という理由(法律で決まっているそうです。)で、他のPraxisに行きました。

 

幸い、2軒目の皮膚科Praxisで、診てもらえました。症状も目視できる程現れていたので、急患として、予約なしで2時間程待って診察してもらえました。

塗り薬と、原因を知るために血液検査もしていただきました。

 

結果は、電話で連絡する、とのお話で、何かあればまたすぐ来てね、と素早く丁寧に診察していただけて、ありがたかったです🥲

 

血液検査の結果、ウイルス性のものだったそうです。が、何のウイルスかまでは詳しく出なかった(そこまで詳しく検査してない)そうです。

でも、処方してもらった塗り薬で徐々に回復したので、良かったです。

完治から体力回復まで1ヶ月程かかりました。

 

症状は、かゆみ、発疹だけでなく、息が深く吸えない問題もありました。なので、その間オーボエが、練習さえままならない程上手く吹けず、辛かったです。

 

【まとめ】

ドイツの病院は急患(Notarzt)以外、予約必須。電話か直接受付で!

ドイツの病院について②(病院の種類)

ドイツの病院は、①Praxis(直訳:診察) ②Krankenhaus(病院) ③Uni-Klinik(大学病院)  の3種類に分かれます。

 

①が町医者/開業医で、私のブログ「ドイツの病院について①」でご紹介した、マップで調べて行く病院です。

②③は、その町医者では、病状が専門的すぎて診察できなかったり、詳しい検査が必要な場合、手術などの場合、①のPraxisの医師から紹介してもらいます。(紹介状は、Überweisungsschein と言います。)

 

なので、まずは①のPraxisを自力で探し、そこで治療できるのならば、その病院で診てもらい、詳しい検査が必要な場合は、医師がその場で紹介状を書いてくれるので、②③の心配はしないで大丈夫です!

 

私は、眼科は①と③、婦人科は①、腎臓内科は②?(開業医と言うには規模が大きく、しかも紹介状が必要な病院なので、②だと思います。)、Hausarztは①で診てもらっています。

 

眼科の、ぶどう膜炎が、比較的珍しい病気なので、①の先生が私にぶどう膜外来のある③の紹介状を書いてくださり、①だけでなく、③にも半年に一度くらいの頻度で通っています。

 

 

①②③どこも受診料は変わらないです。

1)どんな検査をするか

2)それが自分の加入している保険でカバーされるか

によって受診料が変わるのがドイツの医療制度です。大抵の検査(採血、採尿、視力、眼圧測定)は保険でカバーされます。なので、月々の保険料に含まれているので、受診後、支払いはせず、そのまま帰ります。

追加で払う場合も、後日、封筒で請求書が来るので、私は病院で直接支払いをしたことはありません。(心配であれば、検査や診察後その場で、医師や看護師に「支払いは今?」と、質問すれば大丈夫です!)

 

「ドイツニュースダイジェスト」という、とっても助かるサイトがあります。ここで、保険制度などについても書いてあるので、こちらも参考にしてください!

http://www.newsdigest.de/newsde/life/krankenhaus-fuhrer/

 

 

最初は、色々質問するのも勇気が要ると思います。語学力、慣れない土地、加えて病気…でも、「私は困っています😭あなたの助けが必要です😭」という顔と必死さを持って訊けば、大丈夫です…!答えてくれます…!少なくとも私はそれで乗り越えました…!

病院だけでなく、ドイツはどこでもそうだな、と感じます。困ってる雰囲気を出してるだけでは、助けてくれません。でも、訊けば大体の人は助けてくれる気がします。ドイツ。

 

ICE(ドイツの新幹線)とか、結構遅れたりカオスになるのですが、そういう時も、周りの人や駅員さんに訊きます。助けてもらってます。

たしかに、アジアヘイトなどもあり、話しかけるのが怖いと思うこともあります。それでも、それは一部の人であって、そういう人にあたってしまったら、すぐに逃げる。そして次の人に訊く。という気概で話しかけています。

(突然殴られる、といった暴行事件はまた別問題です。あれは逃げる間もないです…)

 

一部の悪意ある人に翻弄されていては、もったいないです。近頃、そう思います。

すいぶん、図太くなりました。良く言えば、逞しくなった、のでしょうか。

 

次は、診察を断られた場合と、予約について書く予定です!

Hausarztドイツの病院について①

Hausarztという主治医(?)かかりつけ医が、ドイツでは必要です。カルテを纏めてくれる役割も果たすようです。

私は、Hausarztを見つけてから、細かい科の病院を見つける(紹介してもらう)ものだと思っていましたが、そうでもないようです。

(腎臓内科はHausarztの紹介で見つかりました。)

 

私は、ぶどう膜炎、卵巣嚢胞、腎臓病(原因も病名も不明)があり、ドイツでもそれぞれ、眼科、婦人科、腎臓内科に通っています。

日本では、大学病院で纏めて受診していたので、病院内でカルテが共有されている状態でした。

 

留学が決まってから、ドイツでの病院問題は大変だろうと思い、すぐに先輩方に伺ったりしましたが、Hausarztの見つけ方は、先輩方もご存知でなく、ネットでも方法を探しました。ですが、これといった方法が分からず、大きな不安を抱えたまま、留学することになりました…。

 

*先輩方も普通にカゼで病院にかかったことはあっても、Hausarztは持っていなかった、という状況です。つまり、Hausarztなしでも受診はできます。

ただし、私のように、長期的に通院する場合は必要になるようです。

 

【ドイツで病院を見つける方法】

Googleマップなどで検索(自分の行く科をドイツ語で入力する)

そのレビューで決めていきました。眼科とHausarztです。

②知人の紹介

婦人科を見つけた方法です。ありがたいことに、スムーズに事が運びました。

 

【私がHausarztを見つた方法】

①眼科(ぶどう膜炎)が一番、経過観察のために通院しないといけない科だったので、結局、Hausarztの見つけ方が分からなかったので、諦め、まず眼科を調べて、行った。

②眼科の先生から、「Hausarztは?」ときかれて、「まだ見つかっていない。どうやって探すのか」教えてもらった。ここで「Allgemeinarzt」と調べることを知る。

③Allgemeinarzt とマップで検索。近所で評判のいい所を探す。

④電話でアポ取って行く。丁度、腎臓内科初診用に、血液検査結果が必要だったので、血液検査目的でアポを取る。

⑤受診。その流れで、「私のHausarztになってくれるか」聞く。大丈夫との返答で、無事、Hausarzt発見。

 

Hausarztだけでなく、人気の病院(町医者)は、患者が既に沢山のために、受け持ちを断られる事があります。

私も、町で一番評判の良い皮膚科は、それを理由に診てもらえませんでした。(この話はまた書きたいと思います!)

 

また、ドイツでは、病院も色々段階分けされているので、それについても後ほど書きます!